「ひかる!チャチャチャッ!!」の感想
読んだ感想ですが、なんというか昔のスポ根漫画の王道でした。
ストーリーはいじめられっ子だった西田ひかるという主人公が柔道を始めてどんどん強くなっていくといった感じです。
ライバルが現れて、修行して、強くなって、倒して、新しいライバルが現れての繰り返し。
まぁ王道だからこそ面白いんだと思うのですが、この漫画に関していうとそんな熱くならなかったですね。
なんでだろうと思ったのですが、そういえばひかるが試合でまったく負けなかったんですよね。
なんか挫折とかそういう描写もまったくなかったし、試合もほぼほぼワンパターンだったし、ただ無駄に暑苦しかったことだけ覚えています。
なにかというと目に涙が光っていて、全員簡単に泣きすぎだと思いました。
あといじめ方もやばかったですね。
親が死んだ子に対して席に花瓶を置くとか今やったら完全にアウトでしょ。
もう至るところでジェネレーションギャップを感じずにはいられなかったです。
あと最後まで読んで思ったのですが、三好日明は結局何だったんでしょうか。
天才少年として現れて、絶対最後はひかるのライバルになると思ってたんですけどね。
なかなか柔道を始めないし、ようやく始めたかと思ったら「浮き落とし」しか使わない。
もう三好日明の試合は全部コピペじゃないかってくらい同じ構図でした。
それに父親との確執もどうなったのか分からずじまい。
消化不良のまま終わっちゃいましたね。
まあ多分打ち切りでしょうがなかったんだと思いますが、その後がかなり気になりました。
読んでみた感想はそんな感じでした。
まぁ古い漫画って名作と言われている作品以外なかなかハマらないですよね。
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